木が 竜のように
空に のびあがっておりました



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あなたを 見守り愛することは
あなたを わかり わかり

それで あなたの 命が
大切だという ことに
ちがいない

あなたは 私のものではないから
すべて おんなじには
なれなくて それが
ふと さみしいんでしょう

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ああ どうか
わたしが 私の前を見て
私のさびを
磨ぎ削ぎ落としつづけることが
できますように

あなたと 私を比べて
私が あなたに


くるしまないように

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さずかった この命は

***



***

愛は 私のためにあった

わたしと違う命を
かえるためでも
押し付けるためでも
うばうためでも なかった

私と 世界の ちがいを わかるために

私と ちがう 命を
大切に するために

 私を つよくするために
 おもい ふかく するために

ただ そのためだけに
私の中に
ただ ただ 沸き出ていた

***

人を救う
しあわせの奇跡が
あるのだとしたら

誰にでも 眠る
この命にともる
愛のひかり


ほかならない

***

うまれたときに
希望を もたされた
祈りとともに

愛という名の



愛は 目覚め

愛の 深まる

その道は
こころがけと
思いつくし

その 繰り返しだった

***

さて
この光 太陽の

さて
この雨 慈しむ

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すべてに 生かされて 支えられてきた命は
いつも 受け入れ あたえることで
はぐくまれ

 だれひとり
 うばいあうことで ふえる恵みはなく

 だれひとり
 傷つけあうことで ふえる恵みは
 なかった

そう いうことでした