けっきょく
にんげんの かんがえなんて
人間の 考えにすぎなくて

そこしれない 愛の前には
たどりつけないのかもしれない

はじめて彼らを見たとき
驚いた




***

滅し滅しと
悪魔をほうむっていく
悪魔の悲鳴に染まった剣は
金色の光に満ちている




***

如来

如来に見えない 如来

天使

天使に見えない 天使




悪を滅するときの
彼らのおだやかなほほえみとか

***

滅びゆく時
ようやく、ため息をつく
悪魔の首とか





悪魔は死にたがっているなんて
はじめてしった

***

みんな平和を願ってやまない

***

彼らは




世界を愛するもの

おおいなるものの
慈悲の現れ

剣をふるって
裁いていく

ほうむっていく