りこちーと僕





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墓場の石の灯籠が
夜燃えているらしい

***

それが
リコチーのゆかりの墓のそばだとゆうので
ふたりで、見に行くことにした








リコチー
僕サイダーとかみかんとか
もってきたよ

何しに行くつもりなんだよお前は
肝試しじゃないのか








てくてく

さくさく









木々の合間から
白い顔の
大きな鳥が覗いてる









灯籠はたしかに少しほのあかく
みようとしたら
火がついているように
みえたかもしれない









なんだ、なにもないじゃないか、と
少しホッとしたみたいに
リコチーが
つぶやいた








リコチーは肝試しじゃないのか
とか、いっていた









朝があけてくると
葉についた水滴が
きらきらひかり
灯籠は白く輝いていた










 

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