あいつが俺にくれたもの




おれが
どんなに
何もわかってなくて、しっぱいしても
笑わない約束を
あいつとはしてきた












おかげで
どんなに、しっぱいしても
なんどだって
やりはじめた

あいつは見ていてくれた











最初の宙返りで
ひとりだけの観客は




















われんばかりの
拍手をくれた
てのひらが
あかくなるほどの

  おれがどんなに、しっぱいしても
笑わない約束をあいつはくれた












そのころ、ようやくわかったんだ


しっぱいとか せいこうとか
そういうんじゃなくて










  たどりつきたい


あいつに
みせたい
あいつと
たどりつきたい

 











あいつが俺にくれたもの

きっと信頼って
やつだったんだ

 

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