ほんとうの、本心は
しんじがたいほど
悲しくて
おかしい















ちいさいさんは
春の夜に迷い込んだ
妙なとりで
日本語を話します

霧のある日は
ともに
いえにいて
よく羽毛をなでさせてもらっています





風がかたん、かたんと
戸をならしています

ちいさいさんは
その音が気になるようです




どうしました?







ちいさなころを
おもいだしたのさ










あのころは
ひとに
わがままばかり
欲求ばかり

どうにか
わたしのために
そうしてほしい
そんな
ねがい ばかりだった

あのころ

どこか

じぶんのために、
ひとも 世界も
あるんだと
おもっていた





どうしても
ひとは
ひとりぶん


ひとりぶんしか
いきられない

わかってから

わかってから










自分への
うそ、ごまかしが
きえた
あとに

のこる本心は















きみは
自分の
ほんとうの
ほんとうの
本心を
わかる?

ほんとうの
ほんとうの
まじりけのない
本心と
つきあえる?











... NOTICE : no reproduction or republication without written permission.
Copyright © 2000-2007 by ben All Rights Reserved.