あまりにも悲惨で
馬鹿な結末、目に見えて 馬鹿な道を
ひとつひとつ 歩んでいたとき
わたしは 魔物と 目を合わせていた

それいらい 心が さ迷ったときは
耳をすませて
わたしの気持ちを
たしかめてみる



君へ
ひさしぶりの、手紙になります
お元気していますか

いまだから云うけれど
あのころ、君は
ほんとうに馬鹿でした

馬鹿なことをしては
自分を痛めて
悲鳴のように
生きていました

「そうなって当たり前だろ
泣いてあたりまえだろ
苦しくなってあたりまえだろ」

そんなことばかり
君は、選択していた

それでも、僕は
僕は
ほんとうに、馬鹿で
君を止めることさえ
できずにいました

この絵を
君は、どう見るでしょうか

この間、手に入れたんです
少し寂れた町外れで
小さな紙とともに
売っていました。
(つけておきます)

こんなことをいったら
君は、笑ったり
怒ったりするかもしれません

この絵は魔よけなんだそうです

君はもしかしたら
君を痛めて、悲惨の中に
すすんでいたとき
君は、魔に
とりつかれていたんではないでしょうか

だって
いつもの君は
どうしたって
痛いときの君とは
違っていたんです

僕を怒ったり
笑ったりしていいから
もしよかったら
持っていてください

これは、魔よけなんだそうです

ベンより



魔は こころに とりついて
神は こころに 宿るらしい

まるで 自分で ない気がしたり
まるで 自制が つかなくなったり

わかりながら 苦痛をしてたら

しずまりかえって
たしかめて

自分の こころに たちかえる