理解しようとするもののまえに
誤解はほどかれつづけました
ただ、恐ろしくもない
そぼくな現実ばかり
きよめられるように
あらわれ続けた

闇に柳をみるように
怯えていたのです

決めつけようとするもののまえに
ただ、たくさんの
ほどかれないほどの
誤解ばかりが
つみかさなりました
身をまもるかのように
つみかさなりました

闇に柳をみるように
怯えていたのです


理解と、無視と、決めつけがあります
ひとりは、ひととよりそい
ひとりは、ひととはなれ
ひとりは、ひとを、敵と味方でわけました