たまに、欲ときずあとを
勘違いしてしまうのです
たまに、エゴと傷あとを
誤解してしまうのです
たまに、みにくさと
きずあとを
誤解してしまうのです
濁りのなかで
息をしながら
ただ、月がのぼり
ながれおりていくのを
みつめているのです
ようやく心がみえはじめると
こんなだったのかと
おどろくのです


愛なるひと 命なるひと
きみはそんなに
弱くもないし
悪くもない
傷んだら、やすんでください
それだけで、いいのです