2017-12-15



▲不動明王、
「受け取る」でヒーリングが流れます

……

むかつきではない
苛つきではない
それは憤怒
静かな憤怒

……

ムカつきといらだちと
憤怒は、よく感じ取れば
まるで違うものです

ひとに、ムカついているときと
苛ついているときも
怒りの表現になるので
間違えやすい

憤怒は静かなものであり
また、不動のものであり

ことわりにのっとっており
けっして、理不尽でも
わがままでもない
人間の道理からくる

お腹で呼吸をしながら
頭を冷静にしながら
伝えることができるものです

自分か相手に
危険や害悪があることを
されたりしたときに
わきたつものです

ですから

「それをされたら危ないから」とか
「それは害になるから」とか
「そうしたことをしないでほしい」とか
道理にのっとり、道理をもって、
伝えることができるものです

相手を否定することもありません

……

不動明王は神の憤怒のあらわれです
名のごとく、不動の明王さまです

人間であれば
人間のもついかりは
彼が見守ることが可能です

……

いらだち、むかつきは
雑気からくる
雑念がとりまいているために
おこることもあります

不動明王は
それらを浄炎で
浄めてくださるお力もお持ちです

それらの雑念は
相手を否定したがり
制御や支配をもちたがる
ですから
よく、相手の人格否定にいきつきます

人格否定、は
相手の人格を、
己にとって
良いように
かえたがる気持ちのあらわれです

……

人間性が
人間のほんらいの魂

人間性からくる怒りは
道理のはずれたことをされたり
踏みにじられたりした時に湧き立つ

理不尽や、よこしま
危険や、実害に
きづいたり
はずれた道理を
もどすために
わきたつ


不動明王が
見守っているからか

ほんらいの怒りには
理知がともる

怒られると納得したり
腑に落ちたり……

区別がつきます
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