せつめいが
できるせかいって
とても 少なくて
たとえば 未来なんて
だれが ほんとうの
 説明を できるの

 とかげは 真白いうろこのなか
 ただ まっきんいろのめを
 ぱち ぱちぱち と
 したたいている

水色の塊を
そらに あげ
とかしたような、日だ
空気は冷たい
日差しは
けれど あたたかで
しずかな 日

 変わっていく日は
 いつも すこし
 わずかに おそろしい

 こわい

そうだね

 髪が気がつくと 白くなるように
 なんの しはいも かんがえもない

 きそくも なく
 おもいも よらず

 からだから
 ついていた うそが
 ぬけていく

そうだね

 たんぽぽ 日の、ひかりのような
 たんぽぽのむれ
 ひの、ひかりの みずうみ