花の星 >> 小説 > 中編 > 2011 > 1

中編[Year.2011]

2011

2011-04-09 18:29:08 トオミ
牡丹を見ると あまりに深い色をしながら たくさん、花がなっているので だれかに花束をもらった気になる とても たくさんの 綺麗な花束が ふいに、目の前に現れる : トオミが泣き(……)
(1989文字数)

2011-03-09 13:17:52 とざされた海
ふと目が覚めると 暗い海の底にいて すべてがぎゅうっとしばられているような きつくて苦しいことになっていた 上の方はよるらしいが、 うすく、ふなゆらゆらと、 月明かりのようなしずかな光(……)
(3760文字数)

2011-02-05 18:57:07 みなこ
知らなければならない鬼の顔は そう、たいして恐ろしいものではない だけど、深く辛く冷たいものだ : 喫茶店に入ると彼女はもう来ていた そこはかとなく、つめたい顔で 私に手を振った。(……)
(3083文字数)

Page : [ 0 ] [ 1 ]
Year : [ 2017 ] [ 2013 ] [ 2012 ] [ 2011 ] [ 2010 ] [ 2004 ]

花の星 >> 小説 > 中編 > 2011 > 1
Copyright © by mogiha(https://ahito.com/) All Rights Reserved.