やわらかな眠りの中から
目が覚めたら
隙間から
風がフウフウはいってきて
ここちよく
なでては過ぎ去る

いつのまにか
目の前に小さな目をしたウサギがいて
あ、おきちゃった、といって
けむりのように
立ちきえた

うっかりしていた

そう、小さな声で
つぶやいて

また窓から風が
ふいふう、ふうと入り
肌をなぜてすぎていく

もう少し眠いな、と思う
今のは夢かしら、とも思う
もうすこい、ねむい

白い白い真珠の首飾りが
いつの間にか手にあって
それがちらちらきれいな音を立てている

もうすこし、ねむいな
また、そう思う