私は誰かに特別だと言われたかった

皆が言ったのは私が異常だと言う事だった、つまりみんな嫌っていた



私は誰かに大丈夫だと言われたかった

人が言ったのはこうすれば大丈夫だからね、って、心配そうな顔だった



私は誰かに、ただ誰かにそこに居ていいよって言われたかった

なんも間違ってないよ、って言われたかった




人が言ったのは、人だって、生きることや間違いなんか、分からないって、ことだった









私は私に、居ていいって、言うことにした、

殴られても殺されても、居ていい、って、言うことにした





もう、私を殺さないでおこうと、思う、


人は何にも見えていないんだ、ってやっと分かった

ねぇ、私を見れるのは、私だけだ、ねぇ、







人は私に言った、ただ、辛い、ってさあ、誰も助けらんないってこと、

やっと分かって、それが、助けだった
(シリーズ: イド )
2006-05-28 00:20:00