さぞかし不安だったでしょう

私は危うく見えたでしょう
ああすればいいのにって
こうすればいいのにって
そうしちゃいけないって
助けがいるって、焦って、
言う事を聞かない私に
いらいらしていた

不安だった

庇護はもう要らないんです

貴方の出した生き方は
貴方の出した生き方で
私の生き方には、ならない

庇護はもう要らないから

貴方が望む生き方も
まともな生き方が出来ない自分も
貴方が好きな私も
私を思う貴方も
可哀想だ


庇護はもう、いいから

貴方の言葉は、
もう、いらないから


だから、
もう、
自分を追い詰めて、
頼るのはやめるから


なんで貴方が思ってくれたのに
こたえらんなかったのかと
悲しくて、悲しくて
それなのに怨んでいる自分が
悲しくて悲しくて
それなのに
怒りながら、
憎みながら
見捨てられない貴方も
見捨てられない自分も
悲しくて


貴方の為に、居るをやめよう


愛してます



今まで見ていてくれて
ありがとう


好きだというなら
愛しているというなら
思ってくれるというなら



私が、このまま歩き出すのを
そこで見ていてください

見ていられないなら、
泣いてください

どんな結論を出しても
これが私の生き方です



生まれてきて、良かった



貴方が、どんな生き方をしても
私を思わなくなっても
ずっと、変わらない


ありがとう
(シリーズ: イド )
2006-07-04 00:00:00