ひとつ、ふたつばかり

怨みが消えない

残っているのは

思い出ばかり



でも知ってる 知ってた しって

君はずっと わたしが好きだった

そしてわたしを見下していた 見くびっていた

ある一部分で わたしを好いていながら

ある一部分で (多分それは君が理解できないからだと思う)

とても愚かに 思っていた


怨みが消えない

でも知ってる 君の所為じゃない


わたしが理解できない君も

君を好きになれなかったわたしも

業が深い



どうも上手く 私たち上手く

人も自分も大事に出来ないね


君の所為じゃない 怨みが消えない いつか忘れる

だから、好きにならなくていい



君のためにいられない わたしを 好きにならないでいい
(シリーズ: イド )
2009-12-02 12:42:50