竹になりたい。

私は竹になりたかった

泣いてすがり
言葉に迷い
何度絶望しただろう

人にこの世に自分自身に

勇気もなく
力もなく

捨てきることも出来ず、
割り切ることも出来ず
心を引き裂かれても

それでも信じていた


「きっと何とかなる
自分さえ変われば」

何度、自分につぶやいただろう。


竹になりたい。

竹になりたい。

例え何があっても
例え辛くても
例え迷っても

まっつぐ伸びる、

竹になりたい。

ただ太陽を目指し

ただ光を目指し

一生に一度の花を咲かせ
腐り死ぬだけだとしても。

最後に死ぬだけだとしても。


竹でありたい。




裏切られても

泣いても

憎んでも

傷ついても

引き裂かれても

嘲笑われても


竹でありたい





裏切られたっていい、
けなされてもいい、
笑われても、いい、








竹でいい。





この出会いは、私にとってなんだったのだろう
ふと考える時がある

苦しいことも
辛いことも
悲しいことも

楽しいことも、
繰り返し繰り返し味わい

我武者羅だった。
何を手に入れているのかすら分からない。

強いと言われる時がある、


強くなんか無いと想う。




ただ。







人になりたい。


人、信用したい。



竹でありたいと、傷つけられた時誓った。


例え傷ついても、例え信じられなくなっても
私は前を向く。





それが夜明けだ。
(シリーズ: エン )
2005-07-14 21:02:48