馬鹿にされてきました

それはほんとうに
とても
どこにでも

どんな場所に
行っても ずっと
阿呆と呼ばれてきました
見下され
馬鹿にされてきました

不思議なことに
人はそれでも
わたしを好きだと言うのです

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不思議なことに
それはちっとも
間違ってはいないのです。
何の嘘もついては居ないのです。

馬鹿にされてきました。

貴方は
わたしを
どういう風に見ていたのでしょう
どういう風に
見たかったのでしょう。


理想でも
妄想でも
真実でもなく

わたしに気付いていましたか。


ありがとう。
鉛筆・透明水彩・アクリルガッシュ