お前が それを隠し、伝たくないのは

誰のためでもない お前が 傷つきたくないからだ


お前が 言葉を隠し、暴雨の中で笑うのは

誰のためでもない 貴様のためだ




そのくせ気づいて欲しくて

口をつむぎ、浅ましく

気づいてくれと、無言で願う





落ちるのが怖いか
壊れるのが怖いか
嫌われるのが 恐ろしいか
道が閉ざされ 絶望するのが

そんなに恐ろしいか



隠し切れないなら、自分の感情など、
一切出すな。







卑怯者。
賛美歌
鉛筆・透明水彩
2006-08-13 21:15:05