はぁい、こんにちわですぅ、調合士さまぁ!! これからよろしくですぅ!! あんたが、例の調合士か よろしくな 驚かれましたか? この任務は あなた様おひとりでは荷が重いようなので 私たちが派遣されたのです。![]()
名もなき小さな異世界。 小さな国。 その国では性別による愛情の区別はなく、 同性同士の恋愛も甘受されて来た。 おだやかな気候、 おだやかな人々。 人々に愛され育まれてきた姫、 オリビアが、 ある日、希代の難病にかかる…。 王は慌て、何人もの医者を呼んだが オリビアの病はすすむばかり。 憔悴する王は、一冊の本を見つける。 その本にはその難病を治すための術が書かれていた。 その術とは…本の通りに薬を調合して、 難病患者に与える、というもの。 「医者は当てにならない、腕のいい薬の調合士を呼べ!!」 王の命令に集まった4人。 その中でも際だって腕の良い調合士が 他の三人を助手として、 オリビアの病を治すために奮闘することになる…。
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緋郎(ひろう) 調合助手。 「赤」のパートを受け持つ。 強がりで頑固者、背が小さい自分の体にコンプレックスを抱いている。 その実情熱的な心の持ち主。男。 |
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翠恋(すいこい) 調合助手。 「緑」のパートを受け持つ。 無邪気で子供っぽい。人なつっこく明るいので誰からも好かれている。女。 |
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葵(あおい) 調合助手。 「青」のパートを受け持つ。生真面目で、真面目すぎて嫌みっぽい。 臆面に優しさを隠しているが人見知りもするので誤解されやすい。男。 |
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オリビア(おりびあ) 小さい頃から病弱な姫君。 希代の難病にかかり、床にふせっている。 優しく穏やかで上品な性格。 自分がもうすぐ死んでしまうことに覚悟ができているらしい。 一本心の通った強さを持っている。姫と言うからには勿論女。 |