花の星
>>
エッセイ
>
てんてこ
> 白猫さん
白猫さんが朝起きたらそばにいまして
顔をなめているので
おなかから手をまわして
だきしめるように
つかまえましたら
おれもねんぐのおさめどき
とうとう飼い猫か、ぐにゃー!
と、なかれました
とりさんは警戒しながら
ねこはちいさなハコがすきなのだよ、と
緑色の布で張られたちいさな箱を
ねこのそばにおきました
白猫はふふ、わかっているじゃないか
いごこちいー!とぶふぶふいいながら
箱にもぐりこんで、まるまりました
背中の毛がふんやりでていて
四角いしばふのように
なってしまいました
2016-08-25
00:00:00
... 前頁「ちくび」へ
... 次頁「おぼれるものは」へ
花の星
>>
エッセイ
>
てんてこ
> 白猫さん
Copyright © by ahito.com All Rights Reserved.
顔をなめているので
おなかから手をまわして
だきしめるように
つかまえましたら
おれもねんぐのおさめどき
とうとう飼い猫か、ぐにゃー!
と、なかれました
とりさんは警戒しながら
ねこはちいさなハコがすきなのだよ、と
緑色の布で張られたちいさな箱を
ねこのそばにおきました
白猫はふふ、わかっているじゃないか
いごこちいー!とぶふぶふいいながら
箱にもぐりこんで、まるまりました
背中の毛がふんやりでていて
四角いしばふのように
なってしまいました