自分だけが 唯一だとか

自分こそが 絶対だとか

正しいとか 正しくないとか 導きとか 信仰とか

あるいは

自分は生きてても 仕方ないとか

自分はなんで 生きてんだとか

存在意義とか 無価値とか じゃあどうしてとか

そんなこと考えるほうが馬鹿だとか

泣き声や 笑い声や 罵声や 威張った声や 優しい声や

それら全てが どこか 同じ



むなしさを 含んでいるような そんな気がして


だからなんとか がんばっているような そんな気がして

たまに愛しくなったりしますが やっぱり人間様は 嫌いだな とかも

想うのです

それでもやっぱり 私も

にんげんさまにしかなれんのだな と想って 愛しくなったりするのです


世界の声に 聴こえたい
(シリーズ: イド )
2006-07-21 22:52:28