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詩
> てら
ずいぶん 疲れてしまったね
君はもう 先が見えるから
もう あゆむことさえ
辛いのだね
そうだね たとえ
この壁を乗り越え 次に向かっても
きっと 君は 傷つくだろう
きっと 君は 悲しむだろう
そうだ もう 気づいているだろう
どこへいっても
どこまで 歩いても
痛みなど消えないのだ
君の中に 次々に降る 楔は
途切れることなど ないのだ
進めば進むほど
ずいぶん 疲れてしまったね
一時でも 休むかい
眠りに落ちて いざかいを 消してみるかい
そうだね それでも 歩くんだね
そうだね たとえ苦難乗り越えても
続く悲しみに 終わりなど 無いのだ
そうだね たとえ絶頂にたどり着いても
次は そこから落ちる痛みを 味わうのだ
だけど まだ行くつもりなら
まだ その足を 止めないつもりなら
これをあげるよ
その痛みを引き連れて
先へ進め
たとえ その先 激痛に落ちても
君が 進んだ道は
消えはしない
そうだね 血にまみれ 泣きながら進む人に
終わりなど ありはしない
だから 歩むのを
恐れるな
おびえてくれるな
痛みを おびえるな
その道は
君の進化だ
(シリーズ:
イド
)
2006-10-04
14:12:16
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君はもう 先が見えるから
もう あゆむことさえ
辛いのだね
そうだね たとえ
この壁を乗り越え 次に向かっても
きっと 君は 傷つくだろう
きっと 君は 悲しむだろう
そうだ もう 気づいているだろう
どこへいっても
どこまで 歩いても
痛みなど消えないのだ
君の中に 次々に降る 楔は
途切れることなど ないのだ
進めば進むほど
ずいぶん 疲れてしまったね
一時でも 休むかい
眠りに落ちて いざかいを 消してみるかい
そうだね それでも 歩くんだね
そうだね たとえ苦難乗り越えても
続く悲しみに 終わりなど 無いのだ
そうだね たとえ絶頂にたどり着いても
次は そこから落ちる痛みを 味わうのだ
だけど まだ行くつもりなら
まだ その足を 止めないつもりなら
これをあげるよ
その痛みを引き連れて
先へ進め
たとえ その先 激痛に落ちても
君が 進んだ道は
消えはしない
そうだね 血にまみれ 泣きながら進む人に
終わりなど ありはしない
だから 歩むのを
恐れるな
おびえてくれるな
痛みを おびえるな
その道は
君の進化だ