あめが ざんざんばらばらと
ふっていて

それで
いとしいような
そんな気分で
傘を持って出た

***


ヒダリが、おおい、まてようといって
追ってくるので
私は、おかしくなって
逃げていった


あめは、途中であがってしまって
それで、ふたりで
すこし歩いた

風の強い夜だった


***

 人は何故
 してはならないことを
 してしまうのだろう



良心の声を
聞きなさい


***

あなたは ききたくない
いいわけと
りゆうをつけて
まぁまぁと
良心を なだめてしまう



けれど
良心は
ちいさなこえで
あなたが 気がつくまで

***

危ないこと

いけないこと

駄目なこと

さけんでいる

***


あなたが 悪意にかたむくとき

かならず あなたは
言い訳をしている


それに理由をみつけ

 人のため?
  正義のため?
  なんのため?


やってもいい と
許している

***

あなたは
貴方の心を
ごまかしたいから


あなたのために

***



想いの心に 耳をかしなさい
どれほど あなたが逃れても
それは小さな声で
叫んでいる


あなたの魂にかかわる
罪悪を 貴方が 犯していると


あなたのなかの 心の声
あなたの 心を 聞きなさい

***


それで、ふたりで
群青の 空のした



虹がかかるか
空をみていた


虹の色って本当に
7色あるのか

虹を
空に 探し続けた
2011-04-18 19:01:51