誰が貴方が泣くことを そんなに望んでいるのだろうか

誰が貴方が傷つくことを そんなに望んでいるのだろうか

誰が貴方が死ぬことを そんなに願っているのだろうか


この世は くらく、 先も見えない

泣いても泣いても 砂を食む


誰が貴方を許せぬことを そんなに望んでいるのだろうか

誰が貴方を殺すことを そんなに望んでいるのだろうか




誰が貴方を 憎んでも


誰も 貴方を 助けられず

誰も 未来を 差し出せなかった


 言葉など、なにもない





誰が貴方が生まれたことを そんなに泣いているのだろうか


貴方が 泣いて、動けないなら




わたしがあなたに、祝福を







傷ついてきた分、 幸せになれ






 こんなに広い、闇路の中で
 たどり着ける 光を信じ


 苦しみながら 生きなさい



その血の貴方を 誰が 憎む ことが出来よう


 希望は少しもないけれど



 貴方が許す 闇路の数だけ

 貴方の為に、光ればいい
2006-04-06 18:13:43