2017-12-26

海に恋した木





なにが「エゴ」で
なにが「エゴでない」かは
もしかしたら
人間をこえた
もっと上の
天意しか
わからないんじゃないかと
私は、思う



「一見優しそう」とか
「一見正しそう」とか
そんなところに邪も腐敗もひそむ



「自分が優しい」とか
「自分は正しい」とか

光のものとともにあるとき
そんな気分になる人は
たぶん、いないんじゃないかと
私は思う

「自分は、それほど優しくないし
愚かな面をかかえている
また、正しいというのはエゴに過ぎず
ほんとうの正しさは、
人間には歩めるすべがない」



思いやり

つねに、もとうとしなければ
持てないものだと思う



「是正すべき」は他人にはない

「是正すべき」

そこに火種があるのに
「光にある」と宣いながら
それがみえないのは
何かを間違えていると思う



「あたまのなか」は
現実とは違う

見えない他人
見えない現実

現実を見ることは
現実を知ろうとすることで
他人を見ることは
他人を知ろうとすることで

「こうに違いない」は
自我・我意識からわいてくる

これからも
「知ろうとすること」こそは
とても大切なことになるんだと思う
Series:(noSeries)