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神社で写真を燃やす
神社で写真を焼いている夢を見た。
銀色の四角いアルミで出来た箱にいっぱい写真をいれて
ぱちぱちと燃やしていた。
向かい側にお婆ちゃんが座っていて
垂れた眼でそれを見ていた。
写真にはたくさんの幽霊が写っていて
一枚燃えるたびにその幽霊が何人か具象化した。
みんな無表情で次々に写真が燃えていくので
次々に具象化していった。
着物を着た親父が神社の柱に体をもたれかせて
こっちを見ている。
透明で悲鳴を上げ続けている女が
大きくなったり小さくなったり私の回りを飛び交う。
私は手に持っていた写真を曲げて
お婆ちゃんに「幽霊が、幽霊が」と言って投げつけた。
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2001-01-23
09:00:00
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銀色の四角いアルミで出来た箱にいっぱい写真をいれて
ぱちぱちと燃やしていた。
向かい側にお婆ちゃんが座っていて
垂れた眼でそれを見ていた。
写真にはたくさんの幽霊が写っていて
一枚燃えるたびにその幽霊が何人か具象化した。
みんな無表情で次々に写真が燃えていくので
次々に具象化していった。
着物を着た親父が神社の柱に体をもたれかせて
こっちを見ている。
透明で悲鳴を上げ続けている女が
大きくなったり小さくなったり私の回りを飛び交う。
私は手に持っていた写真を曲げて
お婆ちゃんに「幽霊が、幽霊が」と言って投げつけた。