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詩
> 針山
遠くの方で 針山が鳴っている
僕は君以上に
あるいは 君ぐらいに
絶望し鬼に食われた。
祈りをシャダンし
痛みの山にのぼる。
果てしのない下落。
<絶望が鳴っている>
<絶望が鳴っている>
永久に食われきみにあう
<きっと>
僕はもう死んでいて
残留思念の熱となった。
遠くの方で君が、鳴っている。
(シリーズ:
イド
)
2005-07-09
00:00:00
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遠くの方で 針山が鳴っている
僕は君以上に
あるいは 君ぐらいに
絶望し鬼に食われた。
祈りをシャダンし
痛みの山にのぼる。
果てしのない下落。
<絶望が鳴っている>
<絶望が鳴っている>
永久に食われきみにあう
<きっと>
僕はもう死んでいて
残留思念の熱となった。
遠くの方で君が、鳴っている。