希望

かみさまが
いらっしゃるなら
かみさまが
なにをかんがえているのか
きっと だれにも
わからない

ただ かみさまは
きっと
わたしたちの
その どのこも どのこも
たいせつな 愛しい子として
人の命を与え

だけど かみさまは
きっと
なにをお考えかは
わたしには
わからないけれど

人が命をもたらされたとき
この世の混迷混在ははじまった
わたしは 
それでも
命は愛されていること
それだけは
わかっている

だから
きっと この世の混在混迷の闇の中で

この混迷混在の絶望と苦難の
世の中のなかで
希望は
ひとでないものが
もたらしてくれるのではなく

ひととか いのちが たがいに

 つくるのだろう

絶望と苦難を
つくるひとより
希望と愛を
になうひとが
おおくいればいいと

きっと かみさまは
願っているに違いない

 ひとがひとたる人の責任

ひと ひとりずつ

 絶望を作るのか

 希望を つくるのか

ずっと かんがえてほしいと
願っているのに 違いない
2011-07-08 19:09:09