朝方、朝陽にゆられながら
こられた仙女のようなかたは

金魚ににていて
あかい、きいろい
ひらひらがたくさんある

あゆまれるたび
足元に光る花が咲かれる

芥子ににた花
すずに似た花

朝陽のおちる
窓あかりをみながら
ぼーっとされている

お香をたくと
すこしふりむいて、ほほえんで
また窓から、光る空を
みあげている

……

エネルギーも
波動も、
傍らにいる、存在のことも
みえないこと

みんな、わかるように
感じてとれるように
なっていくらしい

それは
でも、異様なことではなくて
じつは、もう
みんな、うけとっていることで

なんだか、いい感じする、とかです

それがもうすこし
くっきり、色がふかくなる

……

しょせんは
己に似た者が
来るにすぎませんから

こころが低くみに
はまらないように
気を付けなさい、と
いわれる

……

神社にいってね お寺にいってね

てをあわせ
こころひらけば

神様も
聖霊さまも
気高いおこころ
慈悲深いおこころをもたれ

愛深い、他命をおもう
おこころが
ここに活きられていること
かんじるだけで

もちまえのかたくな
みぬくさ(見難さ)、よわさが
ふきでて

それが、ご利益というの、と
いわれます

……

ともにあり

みつめれば、わきでる
己の心の、かたくな
難しさのようなもの

見難さ、見憎さが
ほどかれる