誰を見ているか
(見てほしいか)で
手から現れるもの、
ことばにすることは
すこしだけ
違っていくのだと思う

世の中はいつも
わりとはやいはやさで
回転していて
とりのこされることも
そこにのってまわることもなく
なんとなく
微妙にマイペースで
私は歩いてる

空のくもは
とても距離があるので
みえているすがたより
とてつもなく大きく
とてつもなく大きいから
みえているうごきより
とてつもなく早い

世界の速度も
そんな風なことなんだとおもう

伝えたいことが
おとずれたら
それを伝えるけど
私は
誰かを欲するところが
どこかで変わってしまった気がする

きっと
世界の回転は
誰かのためのこころ、か
あるいは
誰かを欲する思いで
うごいているんだ

回転しながら
さきに、さきにと
進んでいるんだろうな
Series.日々徒然
回転していく世の中の