花の星 >> 詩 > 2019

Year.2019

... 2019-10-10 11:10:40 ... ... 道
道はたいていは
二つか三つで
草は祈るようにしているらしい
愛とか、優しさとか
そんなのが多い道を選べますように、と
誰かがいっていたけれど
歩くのは結局は
誰も変わってやれないそうだ
道は二つか三つで
いつも、草は
祈りながら
選んでいくらしい

... 2019-10-10 11:08:16 ... ... 月
私はなぜなんかはしらないんだ
夜におまえが泣いていたのを
月が観ていて
ねむりにつくころ
守りにきていたよ
優しい明かりの掌は
ふれることもできないだろうが
確かにおまえを慰めていた
私はなぜなんかはしらないんだ

... 2019-04-24 13:35:31 ... ... 目指す場所
君は幸福を目指している
たとえ、いま、くるしくても
君は幸福を目指している
たとえ、いま、ないていても

とおりすぎる日々の
灰色にこだわるな


君は幸福を目指している

そして君が幸福だと
嬉しいものも
世界のあらゆるところに
息づいている

(君が泣いているとき
かれらだって、泣いているんだ)

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