鉛筆でフォントをつくりはじめる
文字を書くことが好きだ

たまに文字が現れた
なかったところから
あることになった
その時のことを
かんがえる

だれかが
いままで
音だけで交わしていた中に
のこしたいとか
あるいは、
いま、いない誰かに
伝えたいとか
そんなことで
うまれたんじゃないかしらん

たぶん、最初は
獲物がいるよ、とか
この先危険な所注意、とか
知らない誰かにつたえるための
どこか、だれがみても
わかりやすい
かんたんな
お知らせの絵、
みたいなものだったんじゃないかなぁ

誰かに
伝えたい何かを
伝えたくて
はじまりだすことが
すきだ
きっとお芝居とか
絵とか歌とか
すべての創作は
なんとなく
そうじゃないかとおもってる
Series.日々徒然
鉛筆字フォント