軽快で
コンパクトにまとめられた
奇妙なミステリーと
ファンタジーと
オカルトっぽい
短編小説

主人公の「ワザ」に
妙な爽快感があって
でてくるのが楽しみで
ぐいぐい
読み勧めてしまう

キャラクターは
みんな一癖も二癖もあるのに
ページの都合か
出番があまりないのもいたりで
ちょっとそれが残念

最初の回は
ライトで、軽口のような調子
とちゅうから
奇妙な風合いをたもったまま
本格ミステリー調にかわってくる

長くなりそうな文章を
短文に、読みやすくまとめていて
一話一話がほどよいタイミングで読了する

こういうことができるひとは
なかなか居ない

気楽に読めて
ミステリーとオカルトと
ファンタジーが味わえる

面白い本はいつもそうだけど

シリーズ全部
読み終わってしまって
あーってなる
「私立伝奇学園高等学校民俗学研究会」(田中啓文・著)感想