さえないYoutuberが主人公
祖母の家、戦国時代から脈々と続いてきた名のある大きな家で
陰惨な殺人事件が起きる
同時に、祖母の姉が行方不明になる
主人公は祖母に「姉の行方を見つけてくれ」と頼まれ
なにか動画のネタになるかという気持ちも足しこんで、
事件現場に向かう

祖母が呼んだらしい霊能者とともになり
奇怪な事件の真相を探っていく
現実と混濁した呪術、霊魂の実存
恐怖の謎をじっくり解いていく
オカルトミステリー大作

☆☆感想、すこしネタバレあり

怖いかどうかでいうと
文章を理解するだけの読み方だと
あまり怖くはない

感情移入して
想像しながら読んでいくと死ぬほど怖い
最後は恐怖の骨頂

怖がりな体質だと物凄く怖いかもしれない

ドラマチックなオカルト物語が
細かく差し込まれていて
「呪い物」がなぜそうなったのか、
解き明かされていくのが楽しい

人間の情と憎しみの入り乱れ

「何が善」「何が悪」かが混濁していき
最後は「味方」と「敵」のやりあい

へっぽこYoutuberだった主人公が
ひとりのこされ、
必死に戦いだす展開は熱い

二部作らしいので続きが今から楽しみ
貴志祐介、さかさ星、感想