ちい

ちいちいちい
ちいちい ぱっぱ
ちい ぱっぱ

なんもできない
かたすみで 蜜を吸う
蜂になりたい
せめて できるひと
邪魔しないで
いきたい

力つきて
感謝さえできず
疲労困憊で
苦痛しかわからず
ただ自分に巻き込まれ
なら
休むしかないよ

そんな日は
あるよ
人間だら
みんな あるんだよ

ちいちい ぱっぱ
ちい ぱっぱ

誰もが
納得できるような人間
誰もが
納得できるような
生き方なんて
きっと
ないんだよ

ちいちい ぱっぱ
ちいさな 黄色い鳥
ちい ぱっぱ
えさつばんで
ちい ぱっぱ

冬のすんだ夜に
ひかりながら
小さな花は
寒さに凍え
温めるため
風のまえに
草がゆれる

タンポポは
冬にさかない
だけど
さかなくていい
春が来たら
咲けるから

ちいちい ぱっぱ
ちい ぱっぱ

夜はさむい
どうか あたたかで
風邪 ひかないように

ちい ぱっぱ

現実のために
夢を見よう
夢は 君を
休めよう

ちい ぱっぱ

しんどいからさ
現実は
だから
現実のために
夢を見よう

夢が 君を
休めよう
夢が 君を
癒すだろう

ちいちい ぱっぱ
ちい ぱっぱ

お休み また 明日
2011-11-25 23:18:31