何をどういっていいかもわからないが

好きになりすぎる漫画がある、

何度も読み返して表紙も中身もぼろぼろになって

手放せない漫画がある

まだぼろぼろにはなっていないが、

「ちひろ」はまさしくそんな漫画で、いつかぼろぼろになるだろう。


泣きもしない、辛くもない。どちらかというと微笑がもれる

だけどすざまじく痛い。

骨がきしむほど痛い、そんなところがどうしようもなく

好きな漫画だ。


現代版娼婦、ちひろ。


ソープ嬢であるちひろの生き方は、

まっとうでまっとうすぎてかなしい。

人間なんだもの。


つよくなりすぎた弱者が

ここには

まざまざと描かれてる。


「毒を食らいなさい」「生き残るために」


陳腐なその言葉が重過ぎる。


泣くほどかなしい真実を

ちひろは何歳のときから知っていたんだろう


あまりにリアルで、

痛いのにかなしいのに、笑ってしまう。

ちひろは20ぐらいになったら真っ先に読むべき漫画だ。

本当にそう思う。好きだ。




いまさらになってKOKIAを聴いている

いまさらになって

歌詞の意味が、本当にしみたり

私が幼なかった頃、

見れないことって多かった

解っているつもりでいただけで

ぜんぜん解ってなかったって、やっと解ったよ


自分の経験は、10年で

全部だった

よくさ「面白かったけど、それだけじゃ…?」みたいのさ

あの時、見えなかったんだ

見えなかっただけだったんだ、自分が

悪いわけじゃない、

それが、解らなかっただけ

10年が、全部だった


そうだったんだ


今だって20年が全部だ

これが絶対じゃない、全部じゃない、正しくも

悪くも、永遠でも、ないんだよ


月日隔てないとわかんないことって

まだまだあるんだろう、

だからこれから、楽しみなんだ


なんかぼんやりなきそうな

そんな歌詞がすきだ。KOKIAいいよ


久々に号泣した漫画

「大阪ハムレット」

いや1巻から好きで好きで仕方なかった漫画だったんだけど

2巻、レストランで読んだら人前なのにうぐ、うぐ、

と泣いてしまった


なんでこんな胸に響くのか

響くというより、たたきのめされた

人の絶望ってたぶん、暗いんじゃない

底抜けに明るいんだ


現実が絶望だと、生きてかなきゃならないから

明るいんだ


痛みも悲しみも全部明るくて、たくましくて

だからこそ鼻がつんとする感動なんかじゃなく

打ち投げられたような痛みから

涙が出る


がんばれッ

って思う漫画、好きだ

もし絵柄で迷っている方がいらしたら

買ってみてください、絵柄なんか関係ないというか

あの絵じゃないとだめ。


だいたい20後半~30ぐらいの人が

人前で読んではいけません

多分、知ってないとわかんない

知っていたら、必ずなく。

そんな本で、痛いです。


好きです。スキダァ。だから漫画がやめられない

漫画放れとか言ってないで、

どんどんいっちゃってほしい

どんどん描いて欲しい、必ず、読むからァッ!

読む人いるからぁッ


コメディもギャグも恋愛もなんでも

その人らしい漫画なら大好き。雑食でよかった。

あーよかった。



0
Page : 0 .