朝起きて
しばらくしてから
雨が音をたてて、ふりはじめた


最初は
ぽつ、ぽつ、ぽつ
すぐに
ざばだば
音をたてていた


ぽつ、ぽつ、は、まだ
少な目だったからなのか


それとも
空からおりてきた
はじまりの雨粒だから
わずかな音たてだったのか


とおいところから
地におちるとき
かならず、はじまりの雨粒があるんだ


……


雨の日の神社や、花道がすき

風が吹いていた

こどものころ
この花をつんでは
らっぱの下のほうから
花の蜜を吸っていた……


夏というより
初夏～～な感じ……
暑いけれど、どこかすこし、春や
水雨のにおい


これで毎年
梅雨にはいれば
すこし寒くなる


花が茶色く枯れながら
また次の花を咲かせている

空は見えているけれどスッゴク離れたところにあって
スッゴクとおい、とおいところにあって


しかもあるかとおもえば
あることにはあるけれど


触れることはできない


たまに、空って
わたしと
どのぐらい離れてるんだっけ
って
想像してみて、くらっとする……

とりあえず
写真とともに
雑多雑感でいいか……


水彩画をまたぼつぼつ
かきはじめている
色の水が、紙に広がる瞬間がすき


パソコンも、水彩も
色鉛筆も
すべて、描き味がちがう
とてもたのしい

スプリングなのに冬の写真
そしてもう、スプリングというより
初夏だ……


花粉症がひどくなる時期は春先よりも
夏先のほうらしい


かならず
やたらと眠くなり
咳、熱、ダル気とか
一見、風邪に間違えそうな症状もでる


夏先に何度でも風邪と間違える……


……


目をとじて
今日の日付を
体感から、ふ、と
思い浮かべてみる


カレンダーと
ずいぶんずれている
まだ早いときもあるし
すぎた日付のときもある


からだだけ
その日付なのか……

窓を開けると
雨のにおいがするので
心地よい

デッカイワァ……これから水彩

ご朱印帳で思い出したが

わたしは、近所の神社のご朱印がほしくて
参拝をかさねているのだが
小さな神社は
正月などにしか、社務所がやってなく
その日にいかないと
ご朱印がいただけないのである


今年の正月すぎに
頂きたかった神社の社務所が
たまたまあいていた、が
その日はご朱印帳をもっていなかった


明日にとじてしまうようなら
帳をもってまた来ようと
「この社務所はいつまでやっていますか」
とたずねたら、
「来月の７日までです」とのこと


やった、来月なら
いそぐこともないかと
次の日にご朱印帳をもって参拝したら
すでに閉じていた


神社のかたはなにか、面白いのである
(いまだにその神社のご朱印は
いただけていない)

そういやご朱印帳を集めていたのだけど


ご朱印には
参拝ではなく
《奉拝》とかかれている
びみょうにしらなかったので
なんだか胸にきた


神様をまえに
拝してささげたてまつる、と
いう意味だろうか……


ご朱印は、
墨で書かれた神社名もすてきである


しかし
なぜかうちの近所の神社だけ
《参拝》と
フトマジックで書いた
(神社名も太マジック！)

ゲームも最近気がのらなくてほぼ、ほぼ、
絵を描くか、寝るかしとる……


こどもの日！ かしわもち！


子供のころ
こどもの日は楽しみだった
庭もないのに
大きい鯉のぼりを無理矢理たてて
部屋もないのに
おおきな雛壇を無理矢理飾っていた


雛壇は三月か……


鯉のぼりが
空を泳ぐのは
見ていてきもちがよかった
かざられる兜もたのしかった


かしわもち！ そして！ かしわもち！


いまは、かしわもちすらでない


……


氏神さまの不動明王さまのところに
挨拶にいって、おみくじをちょうだいした
前に、ほかの不動明王さまのところで
ちょうだいしたのとにたようなのがでた

もうすこしでおわり


今日はもうおわり

したのはこれで完成……