思いは灯火

見えない手紙のようです

手紙をあてれば
たいてい、返事
かえってきます

ひとへの思いがともると
ひとは
「手紙」をかきはじめる

もしかしたら
ぐちゃぐちゃにして
捨ててしまうかもしれませんが

「人への思い」
手紙のように
とどいて
返事がある

たとえ相手にとどかなくても


もしも、嫌いなひとがいて
我慢ならないほど嫌いなら
「書き捨ててしまう」も
ありなんじゃないかな、と
私はおもいます

公にだすと
ポストに、手紙が投函されるように
どこかで、とどくかもしれないから

だから、紙にかきなぐって
ビリビリにやぶいて
捨ててしまうのがいい



捨ててしまう、というのは
自分のエネルギー
嫌悪のエネルギー
かいて、まるめて、ビリビリにやぶいて
きりはなして
忘れてしまう、そんなふうです



それが、むずかしいなら
どうしても「伝えたい」ことが
あるのかもしれません



伝えようとしたら
むずかしくても
やってみたら
案外できたりして



どんな思いも
心から
わきあがる
灯火から
うまれた言葉が
いちばん、とどく気がします
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【雑談】てがみ