花の星
>>
詩
>
2019
Year.2019
...
2019-10-10 11:10:40
...
...
道
道はたいていは
二つか三つで
草は祈るようにしているらしい
愛とか、優しさとか
そんなのが多い道を選べますように、と
誰かがいっていたけれど
歩くのは結局は
誰も変わってやれないそうだ
道は二つか三つで
いつも、草は
祈りながら
選んでいくらしい
...
2019-10-10 11:08:16
...
...
月
私はなぜなんかはしらないんだ
夜におまえが泣いていたのを
月が観ていて
ねむりにつくころ
守りにきていたよ
優しい明かりの掌は
ふれることもできないだろうが
確かにおまえを慰めていた
私はなぜなんかはしらないんだ
...
2019-04-24 13:35:31
...
...
目指す場所
君は幸福を目指している
たとえ、いま、くるしくても
君は幸福を目指している
たとえ、いま、ないていても
とおりすぎる日々の
灰色にこだわるな
君は幸福を目指している
そして君が幸福だと
嬉しいものも
世界のあらゆるところに
息づいている
(君が泣いているとき
かれらだって、泣いているんだ)
Page :
[ 0 ]
Year :
[ 2024 ]
[ 2023 ]
[ 2020 ]
[ 2019 ]
[ 2018 ]
[ 2017 ]
[ 2016 ]
[ 2013 ]
[ 2012 ]
[ 2010 ]
[ 2009 ]
[ 2008 ]
[ 2007 ]
[ 2006 ]
[ 2005 ]
series :
[ ]
[ poem ]
[ イド ]
[ エン ]
[ 祈念唄 ]
Tag :
花の星
>>
詩
>
2019
Copyright © by mogiha(
https://ahito.com/
) All Rights Reserved.
二つか三つで
草は祈るようにしているらしい
愛とか、優しさとか
そんなのが多い道を選べますように、と
誰かがいっていたけれど
歩くのは結局は
誰も変わってやれないそうだ
道は二つか三つで
いつも、草は
祈りながら
選んでいくらしい