花の星 >> 詩 > 2006 > 7

Year.2006

7 page

... 2006-03-11 00:00:00 ...
Series : イド
... あ
いずれ朽ちる時

あと何年経ったら

この骨が崩れて

やっと姿が消えて

保てなくなるんだろう

保たなくて、よくなるんだろう


骨になって
砂になって
風になった

やっと泣ける

... 2006-03-11 00:00:00 ...
Series : イド
... z
手紙が来るたび読んでるよ
読みながら泣いてるよ

心臓の右端が痛いよ

手紙に砒素が入っているよ

... 2006-03-11 00:00:00 ...
Series : イド
... 絶叫
こんなもんを抱えたってきっと気づかないでどうやったって人になんか好かれないでこんな重いもん抱えているから、いつまでも泣けないで

いずれ貴方は、消えていく

いずれ私は消えていく

わかんなくったってゆるせなくったってあんたが消えるのは、事実でしょう

こんなもん、捨ててやるから

こんなもん、もう、いらないし

消える前に、捨ててやるから

... 2006-03-10 00:00:00 ...
Series : イド
... ぐ
くだらないまとまりになるぐらいなら
自分なんざいらない
くだらない丁寧さがあるなら
そんな人いらない

型にはまってらちがあかないなら
この手のひらに傷つけてでも
あんたのまんまで生きてやる

... 2006-03-10 00:00:00 ...
Series : イド
... 0
あたしがぶっ壊れた時
あたしはとっても楽だった
あたしはぶっ壊れたまま
誰が泣いても笑ってた

あたしが生きれなかった時
まとめておいたガラス球

全部投げて、かしゃんとわれた

あたしが初めて泣いたとき

あたしはぶっ壊れて、生きて

... 2006-03-06 00:00:00 ...
Series : イド
... 憧憬
いつか私は死ぬんだと想う

このイットキも消えるんだと想う

泣きそうなぐらいに、悲しい目にあうんだと想う

いつか私は死ぬんだと想う

死ぬから、きっと苦しんで、苦しんで、こうして、
泣いても、苦しんで

いつか私は死ぬけれど



いま、この時が、あんまり いたくて

いつか私は死ぬ為に

あんまり 泣くほど 生きている

... 2006-02-28 00:20:00 ...
Series : イド
... 生まれてこなきゃよかった
たっぷりとたぶん

くずれ

たっぷりとたぶん

いきながらえ

きがついたら

ほねものこらず

ただなきながら

ほねをひろい

ただ

いきることが

くるしかった




かみさま、であえたなら

このほねについた、こんないたみを

なでてくださいますか


あいしてくださいますか




ゆるしてくださいますか

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