小石の数を覚えてる

言えなくて　言えなくて

飲んだ　言葉を

数えてしった


幸せなんか　この世にいない

平穏なんか　この世にいない


小石の数を数えてしった

数えて覚えた

いえない言葉を　数えて　覚える

言ったことばはすぐ忘れていいよ

言われた私が　ずっと覚えておくから

言った言葉は　すぐ　忘れればいい

言われた私は　一生死ぬまで

覚えきるから

下手だって馬鹿だって無能だって
言われて悔しいならうまくなれば？
一番簡単なことじゃない、見返してやればいい。
ただ嘆くだけなら誰だって出来るんだよ。
涙なら誰だって流れるんだよ
あんたの涙、ただのオナニー
自分を癒して　そんなに楽しい？

巧いっていわれていたら
気づかないこともあんだろ
あんたの涙、誰も見たくない　醜い姿
あんたの恨み　誰も知りたくない　醜い姿

それでもあんたは

お前はつまらないと言われたから　創ることをやめるのか

お前はへたくそだと言われたから　創ることをやめるのか

お前は罵倒され嘲笑され踏みにじられて

創ることをやめるのか

お前は　　ただ他人の　他人の言葉で

生きることをやめるのか


おまえは　たにんのことばを　つくるのか

おまえは　じぶんのいのちを　つくるのか


泣いて　笑え

優しく死になさい

優しく振舞いたいなら

優しさ　残して　死になさい

なんにも　残さず　死になさい

優しく思われたいなら

うらみも　つらみも　かなしみも

ぞうおも　きょうきも　えんこんも

なにものこさず　いま　しになさい

寂しいから手紙を書く

お元気ですかと手紙を書く

相手を思いやった文面で

自分の話しを一切せずに

手紙を書く


寂しいから手紙を書く

こうしておけば　返事が返ってくるから

寂しいと言えない　ただの紙を丸めて棄てる。

なんでこんな　幸せ　なれないんかなぁ

なんでこんな　幸せ　疑ってしまうかなぁ

なんでこんな　自分で叩き潰すような真似

しあわせ　つぶすような真似

してしまうんかなぁ

無欲だから　強欲なんでしょう

強欲に　無欲に

欲しているんでしょう

与えられることが当たり前だから

無欲に　振舞えるんでしょう

君は怖くないの

生きること

他人を殺しながら

傷つけながら

血まみれになって　生きること

まだあの　深く狭い産道を

苦しみながら　這いずっている

君は怖くないの

愛されること

憎まれること

ヒトの心の深さ　深淵


君は怖くないの

君の心

君の手のひら

君のすがた


君は怖くないの

愛することも

憎むことも

今まさに　生まれようとしていることも

怖くないの

かなわない心を　追い求め

悲しさに　さいなまれ

それでも　かなわないのに

求めるなら


それは君の


業なんだろう

壊れそうだね

壊しそうだね

壊れても良いよ

治さなくて良いよ


正しくなんか　生きなくて　いい

その重さで　ヒトをまだ　愛する

きみは　自分の悲しさを

まだ知らない

その辛さで　ヒトをまだ　欲する


いとしさを

その悲しい、ひかりのような

救いを

知らない

死にたいなら　死ねばいい

誰もが　喜んでくれるだろう

そう想うんだろう


泣くなら　一人で泣いて

誰も　気づいてくれやしない

そう想うんだろう



欲することも

望むことも

諦めればいい

望んで　敗れて

怒るのは　自分だろ



そう想うのは

自分だろ

貴方に憎悪が届けば良いと想った

貴方が私を気にかければ良いと想った

コバエのように

貴方の周りを　飛び交いたかった

貴方を　欲する自分を　殺したかった

私が死ぬことを　望むヒトも居る

私が生きることを　望むヒトも居る

どちらを　大事にしようか、　なんて

決まってることだろう

ねぇ


私を　憎むヒトも居る

私は　大事な人が居る

泣けないヒトは人になれない。
人になれない。鬼になる。

祈りを忘れた子供たち

しとしとしとしと　降り止まぬ

嘆きを忘れた子供たち

涙の海に　沈めて殺す

悪さを忘れた子供たち

愛亡きこの世に　生まれた不幸

地獄はこの世で

この世以外に　地獄はない

貴方が居るから　生き地獄

怨み怨んで　恨みを吸って

恨みの花を　咲かせなさい

平然と　整然と

憎悪の汁を　すすりなさい。

君だってもう知ってる

真実　だの　正義　だの

君にはないんだ

君だってもう知ってる

君の存在が　間違いだってこと

君だってもう知ってる

君の存在が　誤りだったこと。


いまから　立ち上がって

正義だの　真実だのに

ならなくてもいいから

立ち上がって

ただ　立ち上がって

さけぶがいい

むなさけぶがいい

間違いだった君の真実

君の感情だけを　さけぶがいい

君は僕の友達なのかなぁ

友達なのかなぁ

僕は君の　奴隷ではないの

奴隷ではないの

どっちだっていいから

君のとおりに　動けばいいと

思ってんじゃないの


人格破綻者。

君は　気づいてない。

百っぺん　死んでも　私は　私よ

私以外には　いっつもなれない

百っかい　死んでも　私は　わたし

大嫌いな　私のまんま　私は　わたし


泣いても泣いても　抜け出せない

泣いても泣いても　悲しい悲しい

狂いの迷路

百っぺん　死んでも　愛せない

愛せない
　許せない

地獄の私

愛してるとか

好きだとか

一瞬で消えるから

うれしい


幸せとか

やさしさとか

有り得ないから

悲しいほど

うれしい


幸せになることも

やさしくされることも

永遠になど　有り得ないから

悲しい

悲しい　うれしい

君が要らない、要らない、要らない、要らない

君が要らない、要らない、要らない、要らない

君の尊敬も　悲しみも　愛も　憎悪も

何もかも要らない

君の存在が要らない　君の夢が希望が要らない

君が要らない

君が要らない

だからさっさと


私を捨てて

私を　なんとも思わないで


揺るがさないで。

私で　揺さぶられないで。


君が要らない　私も要らない

君のために　私は居ない

私のために　君がいると

私に

勘違い　させないで。

何にも要らなくなりなよ
楽になるから
期待も夢も何もかも捨てなよ
とてつもなく楽になるから

自分への期待も
他人への期待も
全部捨てて
世の中どうだっていいと
呪文をかけなよ

苦しみなんかなくなるから。

捨てられないから苦しんで
捨てきれないから、泣きやめない
そんでも
捨てきれないなら
苦しんで、苦しんで、苦しんで、先に行けよ！

いつかかえりたい
いつかかえりたい

いつだってかえれる
だからかえれない

いつかやめたい
いつかやめたい

いつだってやめられるから

やめられない

いつか　泣きたい

怨みも　愛も　憎悪も　悲しみも

全部一緒だね　一色だね

つらさも　喜びも　うれしさも　悲しさも

全部一緒の　一色だね

えがききったら　あなたができるね

たったひとつの　あなたができるね

お前は生きて担ってそれだけ生まれているのに
それ以上何を望むんだ
何がほしいんだ
おまえは心があるのに
それ以上の何を望むんだ
何がほしいんだ

君には君が傍にいるのに
孤独を笑って　独りだと嘯く
それ以上、何が必要なんだ。

もすこし

自由に息がしたいよ

あなたが

死ねば　生きれるよ


それほど

あなたの鎖が強固で

あなたの強さが　つらい


私は

私のあなたを

殺したいんだよ

あなたが　深みにはまる前に

助け出せりゃ　良かったんだけどね

でもまぁ　気づきも

しないだろうしね


あなたが　そんな

泥につかる前に

私が　たすけりゃ

良かったんだけどね


あなたが持っている感情を

私は知っている

あなたの見下した想いは

私がいつか持っていたもの


どうか

もういいから

もう、いいから

捨てに行こう


捨てに行こう


誰も　対等で　あなたの上も　下も無い

だから

捨てに行こう

死にたい時は死にたいのです

それで別にかまわんのです

生きたい時は生きたいのです

別にそれでもかまわんのです

涙の、涙の、涙の、

数だけ、強くはなれません

愛の数だけ

苦しみは、深まります

憎しみが、深く深く

報われない時を　何度すごし

救いなどないと　何度気がつき

悲しみを、ゆっくり味わい

生きていくのです

幸せになりたいから　死にたいのです

生きたいから　死にたいのです

だからそれで　いいのです


行きなさい