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2009
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Year.2009
3 page
...
2009-01-28 22:05:11
...
Series :
イド
...
j滅
あなたは
彼女をずっと下だと思っていた
彼女をずっと奴隷のように思っていた
表には出さなかったけれど、安心していた
彼女を見ると 幸福になれた
ある日
偶然彼女が 人に認められ
あなたは その人に 認められなかった
あなたは 嫉妬と憎しみのあまり
彼女が死ねばいいと 願った
何度も願った
あなたの 苦しみは
何処から来てるの
何処から来て 何処まで行くの
あなたが 醜い面下げて
泣き叫んでいる時
彼女は やっと
あなたに気づいて
あなたの 本音に気づいて
気がついたら
骨さえ残さず あなたの前から
消え果た
本当に 好きだったのは あなた
彼女ではなく 自分にすぎない
自分の為に 存在していた 彼女を失い
あなたは
あなたまで失った
あなたのつらさは
何処から来たの
何処まで行くの
どうやって
あなたは
その心を 手放すの
失ったものは何
手に入れたものは何
失ったものは なに
...
2009-01-24 23:22:34
...
Series :
イド
...
笑顔も泣き顔も
苦しむだけ苦しんで
悲しむだけ悲しんで
ゆたかな人になりなさい
痛みをしれる 人間に
なりなさい
...
2009-01-24 23:21:23
...
Series :
イド
...
いの
泣きながら生まれて
泣きながら歩んで
泣いて 大人になった
泣けない 大人になった
これからもきっと
涙とともに
生きるのでしょう
...
2009-01-23 22:03:17
...
Series :
イド
...
愛
愛は 愛は
単純に傍にあって
片隅にあって
たまに見えなくなって
たまに消え果て
たまに寂しくて
たまに悲しい
愛は 愛は
望むと 与えられず
拒むと 押し付けられて
愛は 愛は
優しすぎて
つらすぎて
うれしすぎて
こわすぎて
どうにも 壊してしまいそうな
そんな、形の無いものです
...
2009-01-23 22:01:48
...
Series :
イド
...
深い水
死にたい時は
ひとりぼっちだと思った
ひとりぼっちで
誰も私を
分かってくれない と 思っていた
そうでもない時は
独りでいいと うそぶいた
独りが気楽だと こらえて言った
生きたい時は
ただがむしゃらに
がむしゃらに
生きたくて
生きていることを
むなさけぶほど
生きたくて
私は 傍に誰かがいることを
信じていた
分かってくれる人など
いないことを
私は知っている
いつだって
なんどだって
どこにだって
傍に必ず 誰かがいることを
私は知っている
傍に 誰か
必ず 手をつないでいること
知ってる。
...
2009-01-05 21:18:39
...
Series :
イド
...
泣きたい夜は 好きを数える
ひとりで数える
泣きたい夜は 寂しさ数える
ひとりで数える
啼きたい夜は こころ 数える
ひとりで 数える
百まで数えて そして泣く。
...
2009-01-05 21:14:34
...
Series :
イド
...
ゆく
この先にあるのは 多分 呪い
この先にあるのは 多分 悲しみ
この先にあるのは 多分 憎悪
この先にあるのは
希望なんか無い
光なんか無い
苦しみしかない
悲しみしかない
私を愛する人など無い
私を喜ぶ人など無い
私を支える人など いない。
憎悪と怨恨の道程だ。
笑え、笑え、笑え、
呪いながら 自分を呪い狂う。
怒り 苦しみ 悲しみ ほえて
手放したくなる 幾度となく
自分の手を 手放したくなる。
それでも
歩くよ。
...
2009-01-05 21:12:54
...
Series :
イド
...
道程
この世には
あなたのために 生まれた人など いないのです
あなたを支えるために 生きている人など いないのです
あなたはひとりで たったひとりで
歩かなければ なりません
流せるだけ 涙 流して
痛むだけ こころ 痛んで
血と 悲しみを 垂れ流し
食いしばった歯と
握り締めた手のひらの
痛みを支えに
歩んでください 歩んでください
あなたはひとりで たったひとりで
歩まなければ ならないのです
先へ行かねば ならないのです
転んでも。
啼いても。
悲しんでも。
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彼女をずっと下だと思っていた
彼女をずっと奴隷のように思っていた
表には出さなかったけれど、安心していた
彼女を見ると 幸福になれた
ある日
偶然彼女が 人に認められ
あなたは その人に 認められなかった
あなたは 嫉妬と憎しみのあまり
彼女が死ねばいいと 願った
何度も願った
あなたの 苦しみは
何処から来てるの
何処から来て 何処まで行くの
あなたが 醜い面下げて
泣き叫んでいる時
彼女は やっと
あなたに気づいて
あなたの 本音に気づいて
気がついたら
骨さえ残さず あなたの前から
消え果た
本当に 好きだったのは あなた
彼女ではなく 自分にすぎない
自分の為に 存在していた 彼女を失い
あなたは
あなたまで失った
あなたのつらさは
何処から来たの
何処まで行くの
どうやって
あなたは
その心を 手放すの
失ったものは何
手に入れたものは何
失ったものは なに