やるしかないんだよ

探すしかないんだよ

つくるしかないんだよ


君いがい、君を救えないんだよ

君が　希望を

見つけ出すしか　ないんだよ

踏み潰すことが　楽しかったね

傷つけることが　楽しかったね

人が壊れることが

この上なく　面白かったね




あなたに見せたい音がある

人生の罪と　痛みと　悲しさと　むなしさを

すべて自分で背負えるなら

それはそれでいい





雪の絶景があるように


絶望にも　景色が在る

私は

あなたに　生きていていいといわれて

生きるのだろうか


私は

あなたに　好かれるから

ここにこうしているのだろうか


私は　あなたに　認められるためだけに

ここにこうして居るのだろうか


私は　あなたに

どれ程　縛られて

どれ程　あなたの玩具として

生きなきゃならないんだろう

嘲笑って

屈服させて

自分より下だと　思わずにいられなくて

それが楽しくて

見下すことが　楽しくて

自分より　虫けらで

自分より　ちっぽけで

わらえて

わらえて

しかたのない存在が

私だったね




いつか　私の人生で

あなたに復讐を　あげよう

たとえば

私がどうしようもない権力を持って

どうしようもない強さを持って

あなたを屈服しようとするけれど


愛されることも

許されることも

求めなくていいんだよ



私が　どうしようもない力で

あなたを　ぐちゃぐちゃにしても



倒れても

苦しんでも


愛されようとも

好かれようとも

許されようとも

しなくていいんだよ



たとえば　私がどうしようもない力で

あなたを　がんじがらめにしても


がんじがらめになる必要なんか


ないんだよ






たとえば　あなたは

誰でもない

あなたのために


生きていいんだよ

あなたは


あなたなんだよ

悲しいのは

嫌うことでも

妬むことでも

憎むことでもなく



自分を　ただ

自分を

殺し続けること


悲しいのは

苦しいのは

あわせることでも

笑うことでも

手のひらを　にぎりしめることでもなく

ただ　自分を

ただ

自分を


嫌いつづけ

うらみつづけ



盲目に



認められないこと

怨んでいるのは自分

妬んでいるのは自分

苦しんでいるのは自分

殺したいのは自分

愛したいのは自分

越えたいのは


自分

こころに巣を食った

あなたを　怨みつづける　この人を

いつか



殺せればいい。

誰より　うまいとか

誰より　すごいとか

誰より　自分のことしか

見えていない





あなたは

他人より　うまくやることしか

興味がないのね

やりたかった事が　やれなかったって

誰かを恨み　誰かをねたみ　嘆きながら

100年　生きる



やりたい事を　やってみて

駄目でも、　無理でも

やってみて


100年　生きる




辛いことは　全部　自分で作ってる

楽しいことも　全部

恨み言に耳すませ

縄を自分でかけるぐらいなら

その言葉　ひきちぎり

畜生って　思いながら

あなたを越えるよ

笑えない時に　笑おうとしなくていいよ

悲しいときは　かなしいままで　それでいい

別に　誰かのために

生きているわけじゃない


生かされているわけじゃない

抱え守っていた　暗い箱は

憎しみを入れていたわけでも

怨みを入れていたわけでも　なく

ただ　悲しいと

ただ　寂しいと

それだけでした



秘密で　抱きこんでいた　暗い想いは

ただ　泣いていた　それだけでした


さみしかったけど

いとしかった


かなしかったけど

うれしかった



辛さのあまり　見えなくなった　箱に

ただの　悲しさが　満ちていました

許せないなら許さなくていい

憎んでも愛しても

ただひとときの　嵐にすぎない

怯えなくていい

否定しなくていい

悲しいなら悲しくていい

誰も　暗闇に泣く君を

せめたりしない。

できることなら鳴り響く音でありたい

聴かなくても聴いても等しく　何も変わらない

ただ

少しだけ　のこる、音でありたい



できることなら　清んだ音でありたい

できることなら　自分が奏でる音は

すんでいてほしい

私はあなたが特別とは思えない


私は私が特別とも思わない


私はあなたを特別に好きだけど


ひとって誰ひとりも



誰一人も





ヒトに過ぎない

どちらが優れている、とか

どちらが勝っている、とか

どちらが才能があるとか、

そんなの、馬鹿げてるよ


泣くほど　あなたが

大事だよ


どちらが優れている、とか

どちらが勝っている、とか


どんな人にも　だれにも

くらべられないこと


いつまで気にしているの