貴方は貴方の時間を

確実に　生きてるの

ただ呆然と　歩んでいるの

貴方は貴方の正しさを

もっともだと　思っているの

もっともらしいと　思っているの


あなたは　あなたの　確証があるの

ここにいても　大丈夫って　誰に言われたの

誰もが好きになってくれるって

どうしてそんな風に　考えられるの




何をもって　言葉を吐くの

何をもって　生きているの

あなたが　産まれた理由ってないよ

なんで　なんにも不安に　思わないの

生きたがりの死にたがり

死んじゃいたいのに　生きていたい

生きていたいのに　死んじゃいたい

生きたがりの死にたがり

ほんとは　ただ　ただ

生きているのが　わかんないだけ

死んでいるのか　わかんないだけ


おつむがすこし　弱いだけ

いっそ世界が崩壊してしまえばいいのに

私も貴方も　楽になるのに

いっそこの世が消え果ててしまえばいいのに

私も貴方も　楽になるのに

号泣しながら　まだ生きてる

悲鳴上げて　まだ生きてる

まだ生きたいって

もう死にたいって

そう叫んで　まだ生きてる



いっそ世界が崩壊して　業火に燃えて　何もかも壊れてしまえ

そしたら楽になるのに

手のひらに突き刺さる　罪悪の痛みさえ　消えるのに

なんで世界は消えないんだろ




まだ

いきてる


みんな　いきてる

私ね　たとえば

あなたと　手がはなれ

あなたの姿が　見えなくなっても

不安には思わないよ


私の手が　千切れ飛び

二度と会えなくても

悲しくは思わないよ



どこかでね　あなたは昇るから

同じように　昇るから

たとえね

それが　違う崖でも

違う世界でも


私ね

闇の中で　ひとり

取り残され　ともし火さえ　消えはてても

苦しくはないよ


貴方の姿を信じてる

戦う姿を　信じてる



あなたが　爪はがれ　足もがれ

それでも　先へ向かうこと　心から　知っている



独りになっても　どれ程闇が深くても

泣かないよ



私ね

どんないたみにも　もう苦しくないよ

貴方が、先を目指している

それだけ、泣きはしないよ




這い上がれ

あらん限りの力で

いつか　頂上で


会いましょう

願いなんて叶わない

永遠に叶わない

それがどうした



それでも願い続けたい

それでも祈り続けたい

それでも


あがき続けたい





叶わなくても

叶わなくても






願い続けたい

他人の評価を、どれ程、あてにしてるの

固め続けた砂の城を、どれ程、頼りにしているの

波に崩れたら 泣いて　そのあと、どうするの



自分の場所など、無くていい

歩き続けるなら、無くていい


ねぇ、先へ行きたいなら

ねぎらいも

愛情も

支えも


無くていいでしょう



歩くために

走るために

たどり着くために


その足が

そこにあるでしょう





奮い立ち、前を、向けばいい

正しいかどうかは聞いてない

君がどう思ったか聞いている

正しいかどうかはどうでもいい

君の想いを

聞いている



正しいか、間違っているかは

自分で決めればいい

泥沼に　たとえ　半身　浸っていようと

這い上がろうとあがき、落ちてもまた天を見る者と

ただ浸かりつづける者と

どちらが　いい





私は、自分の沼に

ひたりつづけるつもりも

逃げ続けるつもりも　ない






たとえこの身　永遠に　飛べなくても


空を飛びたいと

願い続ける

この音を覚えておいて

歯軋りの音

断ち切りの音

手のひらに　食い込む爪の音

覚えておいて


必ず

あなたに　返す音

もういいよ

君には何にも期待してない


自分の思い通りにならない　人を　世界を

怨んで嫌って怒って憎んで、

自分の思い通りに

築こうとし続ける　泥沼の人生


もういいよ

君への期待を捨てよう



君の元から去る人は

誰も同じことを　思ってるだろう



あんたが　人間であるように

私も　人も　人間だ


どうでもいい時間も

人も　いない

ままならないから　暴れるだけ暴れて

ナイフばかり振り回す君を

誰が　どうして　愛せるだろう





夢を見るな。

あなたは私を見下して

安心したいために

私を見ている


あなたは私の見苦しい姿を笑いたくて

ずっと　見続けている


私の視界に　あなたは居ない



あなたの束縛は　私が作ったものじゃない

すべてあなたが　作り上げた



執着

あなたが　生涯　私を理解しなくても

分かってくれなくても

分かりたい思いすら　なくても



私は　伝え続ける

何年も生き続けて　やっとわかった　ひとつのことは

人などどうでもいいという　たったひとつのこと

人への執着や期待をすべて失えば

楽になるという　ただひとつのほんとう

何年もかけて　やっとひとつだけ　わかったのに

それでも私は人が好きで

辛いと言いながら、執着も期待も捨てきれない

いつかわかってくれるだろう、

いつか気づいてくれるだろう、

そんな想いから　逃げられない。

軸が狂うほど　人を憎み

軸が狂うほど　人を欲してる

怨んでも

怨んでも

捨てきれない


怨んでも

怨んでも


怨みきれない

書かずにいられないことを　知らない人は　案外多い。

作らずにいられないことを　知らない人は　案外多い。

手のひらがある限り泣き叫ぶようにたたきつけるように。

作らないと　なせないことさえ

知らない人は　存外多い

そうでもしないと心痛あまって死にそうになる

そうでもしないと狂い死にして生きれない

どうしようもないことを、知らない人は


案外多い

殺しても殺しても

生き返る

この　想いは　なんだろう


殺しても殺しても

這い上がる

この想いは　なんだろう




一生　消えない　感情がある

見えないでしょう

分からないでしょう

どんなに憎んでも

どんなに怨んでも

見えないでしょう

分からないでしょう

どんなに愛しても

どんなに望んでも


あなたには　一生かけても　わからない

あなたには　生涯かけても　わからない



暗い闇底の　光など

生涯かけても


見えないだろう

私はあなたにどう思われても　構わない

だから

私があなたをどう思っても　貫きなさい。

他人に決められて生きるのは　楽しいですか

他人の如何で生きるのは　楽しいですか

他人に背負われて　楽しいですか

依存などできません

それぞれ　自分があるからです

自分のがけは　自分のがけです


私は　自分を　昇ります

誰のものでもありません

私の人生を　昇ります

感情なんてさ　心なんてさ

誰のものでもない　自分のもので

誰かが縛ることも　担うことも

どうすることもできない

自由なものでさ





だからさ　心はさ

自分がルールでさ

誰のものでもなく

誰のせいでもなく



誰かに頼れない

自分の　生き様で

自分が　責任取るもので

誰かの所為じゃ　ないんだよ

もしもあなたに　嫌われたら

私は　泣いて叫び　狂い憎み

それでも　あなたを

引き止めない



もしもあなたが　去るというなら

私は　泣いて叫び　憎み怨み

それでも　あなたを

引き止めない


自由でいて

ここにあるのは　虫けらの歌ですが

それでも　痛みはわかるのです

ここにあるのは　小さな虫の歌ですが

それでも　痛みは味わってきたのです


あなたがたは　虫に痛覚など無いと

ずっと勘違いしていらっしゃる

それでも　痛みぐらい　わかるのです


泣いている人の

怒っている人の

ひとのいたみを　知れますか

もしも　見つけられたら

まっさきにあなたに伝えるよ


もしも　この想い

伝える言葉を　見つけたら

まっさきにあなたに伝えるよ





でも　言葉なんかじゃ

そうとう遠い

それでも　声でも

そうとう遠い



ぼくはずっと

もがきつづける


未来永劫　伝わらなくても

あなたにきっと　伝えたい

あなたが見つけた答えは

私の答えじゃない

私が見つけたこたえは

あなたのこたえじゃない



どちらが間違っているとか

どちらが正しいとか

そういうことじゃなくて



どちらも　ひとりで　担ってく

誰かに生き方を定められ、

自分の命をあずけるのは

ひどい屈辱です。


せめて生きている間は、生きたいのですが

生きる方法が分かりません



せめて命ある限り

迷い続けていたいのです

これでいいのか、迷い続けていたいのです


誰かに答えを、聞いて終る道ではなく

自分で答えを、見つけたいのです

かみさまは　もう居ない

子供の頃　信じていたように

救いがあるとは　とうてい　思えない


あの日　信じることを止めてから

かみさまは居なくなった


そのかわり　私は私と歩んでる


誰に　希望を託し　信じ込んで　頼ることを

止めた時

私は　私を　背負い担った



かみさまは　もう居ない

いたとしても　救いはない


希望など　夢など

自分で作る

自分で担う

自分で　持つもの。

あなたが　悲しいと

私が辛いのは　なんでだろう

あなたが　泣いていると

もうむしゃくしゃして　なにもかも壊したくなるのは

なんでだろう

あなたが　苦しんでいると

ほんとうにどうにかして　世界中の力を集めたいと

思うのは　なんでだろう


この世に　神も仏もないけれど

あなたがいることは　とてもしあわせなことの　ひとつです

いつか分かってくれるだろう

そんな夢は　もう捨てた


ずっと分かっちゃくれないだろう

時を重ね　日々を重ね　どれ程　心が壊れても

それでもあなたは　分かってくれは　しないだろう



あなたが見ているのは　見たいように見たい

私で


あなたが見ているのは　あざけり見下したい

私で


私じゃないから



手を、放すよ

君は自分をえらいと思っているんだ

すくなくとも　僕よりえらいと思っているんだ

そんな君を　僕は死ぬほど軽蔑している

反吐が出るほど　気分が悪い

だから僕は　えらいと思っているんだ

そんな自分を　えらいと思っているんだ

君より　ずっとえらいと思っているんだ

君も僕も　どうしようもなく　罪深い

僕ら　どうしようもなく　浅くて悲しい

私は嫉妬深くておろかな人間です

私は嫉み妬みを心のそこから持って生きております

私は人をのろいます

私は人を憎みます

私が愛しているのは私だけです



それでも、願い叶うなら

そんな自分を　切り捨てて

先へ行きたいと　思うのです

嘆く前に何かしたの

力尽きるまで　きちんと必死になったの

涙の前に　何かしたの

幸せのために　爪がはがれても

登っていったの




もし

あなたが力を振り絞って

それでもそこにたどり着いたなら

たとえ　どこにたどりついても


あなたの力は　消えないよ


消えないんだよ


這い上がってきたでしょう

その力は

消えないんだよ