優しい人には近づかないことさ

優しい人は知っているから

どんな風にすれば人が傷つくかしっているから


慰められたいなら

近づかないことさ

みんな涙は自分でのむ

のんで　苦しんで　のたうちまわって

やっと慰めきれるのさ


頼りたいなら近づかないことさ

君の裏まで見透かせるから

心知る人は　近づかない方がいい

ずっと君より　君を深く　傷つける

言わなきゃ分からない
偉いことなんて
きっと偉くはないんだろう

とくとくと説明する
自分の行動
「これはこういう意味を持つ」
「これにはこういう価値がある」

どうとらえてほしいか
そればっかりで
自分の見え方　　気にしてる

何がしたいの？

なにがしたいの？

何がしたいの？


やりたいことなんか　ないんでしょ

見せたい姿があるだけで

なりたいものなんか　ないんでしょ

成り上がりたい自分が居るだけで

人の賞賛が欲しいんでしょう

自分がやりたいわけじゃない


何が欲しいの？

いつだってそうなんですが

すきと言われて　好かれたことはありません


むしろ好きだという人ほど

見下していたような気がします


指導者になりたがる人は多く

あるいは　指導する自分に　酔いしれたのか



（わたしもきっと悪かったのでしょう）


もう、いりません

口で言う必要も　求めることも　ありません

捨ててきたもの、拾ってきたもの　痛みは

わたしは

この先も　繰り返す　何度だって　繰り返す


それでいいです

だってあなた　わたしのこと嫌ってたじゃない

笑いながら　色々言ってたじゃない

むかつくとか、死ねばいいとか　簡単に

口にしてたじゃない


今更　ごめんとか　ほんとうは、とか　言われても

無理だよ　無理


だってあなた　わたしのことちっとも認めてなかったじゃない

キモイとか、人じゃないとか、とても簡単に

同等だとも　思ってなかったじゃない


忘れないよ。

昔のことを　たまーにたまーに　思い出します

ずーっとずーっと思い出します

貴方は多分　何年も経ったから、とか

あの時の自分とは違うから

とか

色々あると思います



人が　人を　痛めたとき

彼が　許されるかどうかは　痛んだ人にしかわかりません

貴方が　許されるかどうかは

この先　どうなるかは

私は知りません




ずーとずーと　思い出して

ずーとずーと　言われたことを　反芻して

たまにもう一度　その言葉にえぐりとられて

そういう風な　簡単な人生



貴方にこれを　贈ります

貴方にこれを　差し上げます


わたしの半身




わたしに憎まれようと　許されようと

貴方の過去は　二度と帰りません

どうぞ　お間違えのないよう

これ以上　おもく　おもく　持たないよう

お願いします

昔のことを　たまーにたまーに　思い出します

ずーっとずーっと思い出します

貴方は多分　何年も経ったから、とか

あの時の自分とは違うから

とか

色々あると思います



人が　人を　痛めたとき

彼が　許されるかどうかは　痛んだ人にしかわかりません

貴方が　許されるかどうかは

この先　どうなるかは

私は知りません




ずーとずーと　思い出して

ずーとずーと　言われたことを　反芻して

たまにもう一度　その言葉にえぐりとられて

そういう風な　簡単な人生



貴方にこれを　贈ります

貴方にこれを　差し上げます


わたしの半身




わたしに憎まれようと　許されようと

貴方の過去は　二度と帰りません

どうぞ　お間違えのないよう

これ以上　おもく　おもく　持たないよう

お願いします

言わなきゃ分からない　自分のえらそうなものなんか

きっと偉くもなんともないんだろう

隠してしまいたい　ちっぽけな自分なんか

きっとそれ程でもないんだろう

この現実以外、日常以外　何の大事なものもない

あがめたたえてくれなければ　保てない自分の立場なんか

きっと　なんでもない　吹き飛びそうなもの

きっと　要らないもの　だったんだろう

自分ばかり大事で　人がどうでもいいなら

好きだとか　嫌いだとか　言わないでね

自分だけの世界で　人に認められたいだけなら

こっちをあてにしないでね

まやかしは解けたの。

救いが欲しかっただけ

私が必要だったわけじゃない

自分の慰めが欲しかっただけ

私を好きだったわけじゃない

優しい　わたしは

貴方が思うより　ずっと優しい

まだ貴方を　捨て切れなかった

優しかったよ　私は

貴方を憎悪しています　ありがとう

人に何度も　言うことを聞かせようと　強く言うのね

人を動かす方法を　ひとつだけ　教えてあげる

自分が　動けばいい

貴方ができないことを　人はしないよ

ひとつ、ふたつばかり

怨みが消えない

残っているのは

思い出ばかり



でも知ってる　知ってた　しって

君はずっと　わたしが好きだった

そしてわたしを見下していた　見くびっていた

ある一部分で　わたしを好いていながら

ある一部分で　（多分それは君が理解できないからだと思う）

とても愚かに　思っていた


怨みが消えない

でも知ってる　君の所為じゃない


わたしが理解できない君も

君を好きになれなかったわたしも

業が深い



どうも上手く　私たち上手く

人も自分も大事に出来ないね


君の所為じゃない　怨みが消えない　いつか忘れる

だから、好きにならなくていい



君のためにいられない　わたしを　好きにならないでいい

傷つけた人が　幸せなら

貴方は　幸福だね

怨まれる　ことが　すこし減る


わたしが　不幸でいるから

あなたは　大変だね

堕ちるたび　くるしむたび

ずっと想っているよ　ずっと願っているよ


人は　傷つけたぶん　傷つくからね

背負いきれない痛みを　与えたら

背負いきれない痛みを　そのまんま

受ける



あなたは　哀しいね　かなしい

わたしはずっと　忘れない

わたしはずっと　思い返す

あなたが　忘れても

１００年経っても


忘れない

血だらけになりながら　太陽を浴びました

ひとつほど　伝えるなら

私は人間です


どうやったら伝わるでしょうか

あなたが傷つけているものは　人間です

どうやったら分かってくれるでしょうか

泣いている人間です


腹のそこに穴があきました
とても暗い穴です

どうやったら分かってくれるでしょうか

貴方に伝えきれるでしょうか


人は貴方の玩具ではありません

貴方のために居るわけではありません
貴方の言葉にあやつられる

貴方の好きな世界のために　構築員として

居るわけではありません


どうやったら伝えきるでしょうか

刺せばよいですか　血を見せればいいですか

あなたがしたことは

人間を　殺しただけです

貴方は人です　わたしは人です


貴方のための世界は　ありません

尊厳の為に　人は死にます



貴方がしたことは　貴方の世界のために

私を殺し　食んだ　それだけ

それだけの　ことです


私は人間です。

君が好きだったのは　私だったんだろうか

君の都合のいい　私だったんだろうか

君が好きだったのは　私なんだろうか

私だった　君の言いたいことの言える　私だった


ひとつ君に　願いがある

願いがある　願いがある

ひとつ　聞いてくれるなら

二度と私を　好きだと言わないでください。

かしこいだろうか

わたしには愚かに見える

優しいだろうか

わたしには痛みに見える

君だろうか

わたしには骸に見える


人だろうか

わたしには塊に見える

悲しみだろうか

わたしには　もがいている　人に見える

啼き方は知ってるか

笑い方は　愛し方は知ってるか

喜び方を　ご存知か


もし誰も　あなたに　誰も

それをくれなかったなら


今から学ぼう

やり方だけ学ぼう


たとえ　あなたに　誰も

それをくれなくても

あなたの中に　確かにあるから


やり方だけ　学ぼう


一緒に学ぼう　この先　見つけよう

伝え方を　まなぼう

もしも　下さるなら

手のひらが欲しい

もしも　いただけるなら

ひとひらでいい


与えられるものが　すべて

ずっとあるとは限らない

すべて　私だから　下さるとは限らない


ただ　嬉しい　ただ



業の深さは　誰もが持つもの

やさしさも　誰もが持つもの


拭い捨てて　実は単に　許せなかったとか

単に　悲しかったとか

ちっぽけでくだらない　人が好きです

無価値なフリをするのも

価値あるフリをするのも

なんだか　同じに見えて


優しさぶるのも

悪さぶるのも

なんだか　ひとしく見えて


人が褒め称えるものを　否定するのも

人が避けるものを　あえて受け取るのも

すべて　おなじにみえて


みてほしいよお　みてほしいよお

亡霊が　うごめいている


あなただけでは　居られない

そんな　ひとが　さみしい

かなしい　いとしい　苦しい

生まれて欲しい

なんだかとっても愚かなことに

わたし　わたしのまんまでは

許されない　愛されないと　思っていた

なんだかとってもばかばかしい

そのままでいたら　もう無理なんだと

思っていた



なんだかとっても悲しいことに

怒りも　憎しみも　そのまんま

そのまんまで

私でいても　よかったらしい

そのままで　よかったらしい



ずっと　私は　拒絶していた

私のもつ　そういったもの

苦しいですか

くるしいです

楽しいですか

たのしいです

しあわせですか

幸せでは　ありません




悲しいですか

かなしいです

どちらでも構いません

あなたが　そうだと　思おうと

自分ではない　と　思おうと

私が痛んだものは　現実です


どちらでも構いません

あなたが　自分が悪くない　と　思っても

あなたが　どうでもいいと　思っても


この温かな　おだやかな日に

怨まれたことだけ　覚えておいてください

ずいぶん私はうそつきで

何度も　ごまかし　ごまかし

生きてまいりました


あなたは知らない

分かりもしない

言えなかった　言わなかった　言いたかった

言葉が　どんどん　沈んで　暗くなる



すきも、きらいも、いえない


きらいも　きらいも　いえない


伝えたい言葉が　重くなる




あんまりちっぽけで　くだらなくて

こんなくだらないことで

怒ってはいけないとか　そんな風に

ためてしまった



いえない言葉が　深刻に　深く　深く　沈んでく

ここで死ぬのは　そりゃ都合がいい

なにもかも

逃げ出したいのは

わかるんだけど


ここで君だけ　逃げ出して

死に　安眠するのは

虫がよすぎる


なぁ君は　どこまで人を　見下してるの

人が言う

「人を大事にしたい」


自分すら

大事に出来ない

人が言う。

お前に何が分かる

なにがわかる　敗者　豚に何が分かる　何が分かる？

成し遂げたものが　ひとつもない　敗者

奴隷に何が分かる　何が分かる

首輪「などない」と

首輪を愛でながらいう

一人で何もできない　敗者

どれいに何が分かる　何が分かる

くたばればわかる　わかる？　わかる

奴隷なりの　あがきを　見せなさい

今まだ　こんなものじゃない

腹の中に棲む　ひと　大蛇は

熱がまだ足りない

憎悪は愛　愛は心で　心は呪い

あなたにおくる　呪いのことばは

まだ足りない　I love you. 世界は変わらない

私は愛されない　愛されない　許されない

人は愛されない　愛されない　愛されない

憎まれる


牙を研げ　牙をとげ

噛んだ瞬間　世界に呪いがかかるように

一人で戦う　人と戦う

私の大蛇は　生きている

人が私を愛してくれる
私をねたんでくれる
私を見つめてくれている

私をほめ、ついてきてくれる

私は愛される自分に　違和感を感じる


あなたの代弁者でも、救いの神でもない
あなたの理想でも、優れた人間でもない

愛される自分が　知らない自分に見える

愛してます　許してます　その言葉を受け取りながら

自分にうつる自分は　愛に足りない

「私らしく」と、よくいわれるが
私は　私さえ分からない

「私らしく」と、よくいわれるが
「私らしい私」は他人が作ったものではないかと
たまに思う


私はまだ　私を探してる
どこにいるかわからない
私を探している

将来を、夢見たことある？

ありまするよ。
私はね、一人ぼっちで　ホームレスで
臭い毛布にからまって、ゴミみたいに　さみしく死ぬの。
掌につながれる　愛も　ぬくもりもないの。

ありまするよ。
私はね、一人ぼっちで死ぬの。年老いて
病気になって死ぬの。
伸ばした手の先に　愛も　すくいも　ぬくもりもないの。

夢ばかり見て　希望ばかり見て　現実を見なかった

私は、ひとりで　何も手に入れられず
奇跡は起きず　現実で　しぬの。
孤独に死ぬの。恨みながら死ぬの。腐り死ぬの。

未来に希望はある？

ありまするよ。
まだ、年老いてもいないし　ひとりでもない。
だからまだ、希望はあります
希望はあります
すべて割れて　落ちたら　もう一度
ふくらまします

ねがい　いのり　うらみ
もう一度


希望を　持ちなおします

たとえ死んでも　たとえひとりでも　たとえ　泣いても　さけんでも


私が　生きる限り

あなたがどうあれ　どうでもいい。

あなたがくれたものは　すべて　覚えてる

自分をごまかして　あなたの目に映る　自分を見ていた

いっそ　舌噛んで死ね


私もあなたも　ここで死ね

しんで終われ　終わればいい




　THE　END　打てれば良かった

それでもあがくでしょう。