傷つける言葉は簡単なのに

癒す言葉を言うのが　難しいのは

私が幼いからでしょうか


傷つける言葉は　すっと沸くのに

ありがとうだけが　言えないのは

私が　未熟だからでしょうか



傷ついたことは　すぐにわかって　感じて

忘れないのに

優しくされたことや

許されたことが

消えていくのは

遅くにしかわからないのは

私が

きっと

囚われているから





ありがとうと

好きですが

うまく言えませんし

うまく　伝えられません


でも

ずっと　感謝しています

この世には　救いなどありません

この世には　理不尽さと　不平等と

なんでなんだという　怒りと　悲しみばかりですが


この世にもし　神様が

救いをくれたなら




時間が経つことでしょう

あなたが生きていることでしょう


あなたが


先へ進めることでしょう




あなたが


すべて　乗り越えられることでしょう





この世は　いっそ暗いぐらいに明るいですが

どうぞ


やめないで

あなたが　謝って　終わるわけないのよ

痛みは　彼女のものなのよ

あなたが　謝ったって

嘆いたって

心底後悔したって

終わんないのよ




終わらせるのは

彼女なのよ


許さなくてはいけなくて

許せなくて

それで泣くのは


彼女で




あなたは　終わらせることなんか

できないんだよ

笑顔になれるまで　あと何年かかるかわからない

あなたは　少し　不安が過ぎる

笑顔になるまで

あと何年かかるか

わからない




何年か、かけたら

笑顔になれます

傷つける人は

きっとわからないんだと　思う

傷ついた瞬間

人から吹き上がる　赤い血しぶきが

黒い悲しさが

きっとわからないんだと　思う




傷つけることも

傷つくことも

当たり前だけど




覚悟なく　人へ　痛みを降らせる人は

その瞬間の地獄を


見たことも　聞いたことも



ないのでしょう

私は　あなたを裏切ることは　しない


それでもあなたは

私を裏切り続けるでしょう

笑い続けるでしょう

それでいいし

止める気も　ないから




優しさではなく

楔です

私はそれほど　優れた人間ではないから

恵まれているとも

なにかが　多いとも

思えない




好かれるより

嫌われるほうが　ずっとリアルで

ずっと　多い



それでも

嫌う人より

愛する人を

大事にしたいだけです






それだけです

霧の中に居て

どうしていいかもわからなくて

何故か　心の隙間が

広がっていくような気がして



でもどこかで　それを知っていて

ただ　自分が見たくないだけなのだと

知っていて




霧を　とることも

霧から　でることも



できるのだと　知っていて




恐れているのは

はっきり見た時に

傷つく　痛み


恐れているのは

痛みに弱い

自分




霧をとるのは

この手でしかない

多分　僕らは、そんなに頭がよくないから

迷いながら間違いながら

気がついた時には

なくしたものが多すぎて

胸の中の孤独に驚く



多分　僕らは、そんなに頭がよくないから

間違えた時に　間違えたなんて気づけずに

気がついたら

なくしたものが大きすぎて

その悲しさに　揺さぶられる



多分　僕らは、未来なんか見えないから

未来なんか、わからないから

間違えながら　行くしかない

間違えながら　進むしかない



多分　僕ら　それでも

一瞬　選んだ瞬間

幸せになりたかったのは　確かで

幸せになりたくて　選んだのは

確かで



だから　僕ら、

間違えながら

ひとりの道を

歩んでいく


たとえ　泣いても

その道を

歩んでいく




例え間違えても

その時　必死だったのは

間違いがないから

いつか　また　出会ったら

笑って　あの時は　と

話せるように


いつか　また　出会ったら

笑って　あの日々は　と

話せるように




あなたは先へ進んで

あなたは振り向かないで


私はまだ　夢の中にいるけれど

霧の中にいるけれど


ここから　出られた時に


笑って話せるように

笑って泣けるように



いつかまた

逢いましょう

言葉で言って、納得できるぐらいなら

こんな感情沸かない。

いっそあなたを許せたら

許せたら

楽になれるのに




いっそ　あなたが嫌った

あなたが　壊していった

あなたが　許さなかった


私を許せたら




楽になれるのに








あなたを　乗り越えれたら

楽になれるのに

あなたに媚びる気はないよ

どんな言葉も

どんな態度も

あなたには届かないから




あなたに愛される気はないよ

あなたが見ているのは

あなたが見たい　私だから






あなたを好きになる気はないよ

嫌いになる気もないよ


それは寂しい　悲しい感情だけど

あなたは　傍に居ない

どこにも　胸にも　傍に居ない

生まれた時から　祝福されているなんて

誰でも　祝福されるなんて　嘘を言うな


死ぬときがわからない

生きることもわからない

この世界は　地獄です



それでも

生まれてきたんだ

この瞬間　生きるために



あなたは

生まれてきて　生きてきた

生まれた時から　生きてきた

生まれてきたから　生きてんだよ



あなたの人生を　生きてんだよ



たとえ　地獄でも

たとえ　苦しんでいても

あなたは　生きてんだよ




生まれるために

生きるために


あの時　生まれたんだ




あなたは　生まれてきたんだよ

たまに泣きたくなるときは

ずいぶんがんばったんだな、と思います


たまに苦しくなるときは

ずいぶんイキルをしすぎたな、と思います


たまに理解されなくて　苦しいほど

泣きたくなるけれど

少しでも　わかってくれて

少しでも　支えてくれて

一瞬　通り過ぎただけなのに

見ていてくれた人が居たから

わかってくれた人が居たから

うん、平気さ　と思います



地球上の何億の人々に出逢う日を

楽しみにしているから

また逢ったり　逢わなかったりする日を

こころから　楽しみにしているから



どうぞお元気で

どうぞ自分に恥じない

あなたを　お大事に

呪いで人が殺せるなら

私は私を嫌った人を

すべて殺していくでしょう


最後に誰も居なくなって

私は私を呪うでしょう

ひとりになって　泣くでしょう



心で誰かを愛せるなら

私はあなたを　許せたでしょう

心すべてで愛せたなら

私はすべてを　許せるでしょう



呪いで自分がとらわれて

その痛みが辛い時

解ける言葉は　ひとつでしょう

















私は　あなたじゃない

だから

あなたを信じる

苦しめた人が　消えれば楽になれるんですか

苦しめた人が　地獄に落ちれば　楽になれるんですか

死ねば　楽になれるんですか



あなたが妬む人が

あなたがほしいものを持っている人が

死ねば　楽になれるんですか



あなたを傷つけた人が

あなたが求めたものをくれなかった人が

死ねば　楽になれるんですか



あなたの地獄は

あなたが抱え込んだ

あなたの　妄執



それだけなんじゃないんですか




あなたの中に

何匹　鬼が居ますか


あなたが　許せないだけなんじゃ

ないんですか

とらわれちゃいけない

君を傷つけた人は　そりゃ

どこにだって居て　どこにだって生きてて

どこにだってひっそり　沈んでる



とらわれちゃいけない

傷つけられたことを　追っちゃいけない

君は　見なきゃいけない

君は　知らなきゃいけない



君は　希望を　知らなきゃいけない

好かれないことを

嫌われることを

追っちゃいけない






君は知らなきゃならない

君はわからなきゃならない



君が　好きになる人を

君が　人を好きになることを


なれることを


知らなきゃならない



戦いだせ

鎖を千切るために

この先へ　歩き出せ

私が落ちる瞬間の音を聞かせてあげる

声とともに　土くれが落ちる音

私がもがく音を聞かせてあげる

泥の中で咳き込む音を聞かせてあげる



そして　這い上がる音も

たまに言葉がなくなる
出なくなる
自分の身が　追いつかない時がある

そんな時は切実に
誰も彼も
言葉を失えばいいと願う
口から出るものが
全て腐敗を放ち
怒りしか浮かばない

繰り返し繰り返し絶望の淵が
私に訪れる
終わったと思ったら次がくる

その度に、
何かを終わらせ、始まらせた
そんな日を生まれてから
何度も何度も、繰り返してた

生まれ変わりたかった

壊したら何があるのかも
解らないのに
この淵がある限り、
壊さずに居られない

私は私が　認められない
だから　貴方の言葉に揺らぎ続ける

今　乗り越えられますか

傷がついたら　同情してくれますか

無理だよね　あなたにはね

心の痛みも　体の痛みも

味わったことがないものは

全て　わからないから




ただ　慰めてほしいだけだなんて

その口で　言うんだものね



無理だよね　わからないよね

だからね　お願い

非難も　慰めも　いらないから


しゃべるな。

世界中　誰だって　

どんなに群れたって

どんなに愛したって

その心は　ひとり

その人は　ひとり

君がほしいなら　ひとつあげるよ

怨みでいいなら

君がほしいなら　ひとつあげるよ

呪いでいいなら


君がいいなら　ひとつあげるよ

どんな感情も　越えられなかった

愛も怨みも悲しいのもある

この感情しか　ここにはないけど

私はあなたをのろい続ける

こののろいが解けない限り

私は私を　怨み続ける

絶望のふちで　僕はやめた

一歩踏み出すのを　僕はとめた

ただ君が傍に居たから

暗がりのふちで　僕はやめた

飛び込みにげるのを　僕はやめた

ただ君が好きだった

ただ君が好きだと思った


それだけで　僕はやめた

私は　案外いろんな人が居て

いろんな人が居すぎて

案外まともな人が居ない

この世界が　案外好きです



たまにむかっ腹が立ちますが。

諦めるのが大人なら

大人は弱い

辛さがあるとき諦めれば

辛さに飲みこまれるから



忘れがちだけど

希望を持つ限り

希望は消えない



当たり前だけど

それは希望だ

悲しいことがあるなら　君は幸せです

君はこの先

きっと　泣くような嬉しさを知るから




辛さがあるなら　君は幸せです

君はこの先

きっと　かけがえのない達成感を

味わうから



泣きたいことがあるなら　君は幸せです

涙が晴れる日を

待ち望めるから




苦しいなら　君は幸せです


苦しいから

苦しさがあるから

先への力が　君に宿る

今　宿る




生きているなら　いま　生きているなら

君は幸せです

これから　瞬く間に過ぎる

あなたの人生が　ここから　始まるから








幸せにしたい人が

いとしい人が

いとしいいのちが　あるなら


あなたは幸せです


どんなことがあっても

前を向いてください



今までかけてきた　全ての時が

あなたの力に


傍にあります



生きているなら　あなたは幸せです

生きていく力があるから　あなたは幸せです

人間をやれない

演じきれない僕を

人が笑う



つばを吐くなら

誰か　教えてくれ

なら　人って　なんなのか

教えてくれ



君が何で　人であるのか

何でヒトと呼ばれるのか






教えてくれ

死んだあとのことを　ずっと考えていました

多分、死にたかったのでしょう


今度　出会う時に

私が　自分の名前を呼べるように

恥じなく呼べるように

あなたに　出会うために




生きていきます

例え死にたくても　私は

私を許さない



今度　あなたに出会う時に

自分を　誇れるように

誇り　泣けるように


己と　戦います



見ててください